爪水虫と塗り薬の有効な活用方法爪水虫は白癬菌が爪の間に入り込むことによって起こる感染症の1つです。通常の足水虫と違い表面から直接薬を塗布することができないために、現在においての治療は内服薬によって行われています。しかし、内服薬は、場合によっては肝炎や肝機能障害を起こす場合がり、治療前には血液検査が行われるものの服用ができない人もいます。現在においては、外用薬に効果のある治療薬が登場しており、肝臓への影響を気にすることなく使用することができるようになっています。その中の1つであるクリアネイルは塗り薬になっており、それは爪の表面から患部に塗布することによって浸透をさせる薬です。ふくまれる有効成分トルナフタートにより硬い爪の上からでも成分が浸透でき、白癬菌を撃退する効果があります。爪表面から成分を浸透することができる唯一の医薬品であり、その使いやすさには大きなものがあります。使用方法は1日1~3回程度の塗布を爪の表面や裏側の部分にするだけでよく、とても簡単な方法です。また、アルコール成分を含まないために揮発性が抑えられており、ゆっくりと浸透するという効果もあります。次に爪水虫に効果的なのはチモールリキッドとの併用です。チモールはタイムという植物の殺菌力を利用したものでその成分には細菌の駆除に高い効果があります。爪と皮膚の間に塗布するチモールリキッドと爪の表面から塗布するクリアネイルの併用には高い効果があります。
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